先進地域視察の報告会&反省会が行われました

今日は10月に実施された福島県喜多方市での「先進地域視察調査」の報告会と反省会がありました。視察内容は農家民泊についてで、今まで数多くの子供たちや海外からも民泊希望の方たちを受け入れている喜多方市での地域活動と、そこに実験的に体験宿泊してきた参加者の感想と自分達としての今後の課題を話し合いました。



喜多方市は平成18年に本格的に「グリーン・ツーリズムのまち」宣言をし、平成20年から教育体験旅行を受け入れているのだそうです。農林水産省の「子ども農山漁村交流プロジェクト」の一環として、おもに都会の子ども達に農業の実体験と普段出来ない生活体験をしてもらい、豊かな未来作りの架け橋になれば、という考えのようでした。
プロモーションビデオではすごくいい環境で、子ども達の体験も充実しているようでしたが、それでは山室では、実際に同じように出来るかといった話し合いになるとなかなか難しいのでは、という意見のほうが多かったです。
「豊かな村づくりプロジェクト」の活動の一つとして上がっている「農家民泊」ですが、いったい何が行われるのかはじめは誰もわからなかったことです。それがこうして体験し、肌で感じたことをもとに今すぐ始めるというのではなく、自分達でも出来る方法を模索する段階に入ったというところでしょうか?

そのほか、山室地域活性化戦略推進協議会員(というおわー!なお名前がついております/笑)で構成されている各部会の発表があり、米の販売について今年の報告がありました。減減農法で作られたコシヒカリはまだ一般には流通されていない貴重なものだったのですが、今年初めて直売所やコミセン祭りで販売し、大変美味しい・もっちりしていて旨い、などの評判をいただきました。



10月25日のコミセン祭りで振舞われたおいな汁と山室物語米。美味しかったです!


限られた方にダイレクトメールにて販売を開始しましたが、来年度はこの『やまぼうし』山室生産組合だより上からもご予約いただけるように体制を整えたいと考えています。
その際にはぜひぜひご賞味くださいませ!


また、県の地域振興局担当者様からいろいろなご意見を頂き、まだまだ目も手も行き届いていないところがあると痛感しました。しかし、この「豊かな村づくりプロジェクト」は始まったばかりですので、少しずつ修正していくことが出来るのが活動内容の充実につながると思います。
と思いを新たに、微力ながらがんばろーと思ったのでした(笑)