山室新聞「やまぼうし」第47号

白い悪魔」の季節 到来!


「暖冬」と言われてきた今年の冬も、ようよう白いものが舞い降りてきました。区も冬の準備を着々と進めています。
「流雪溝組合」は12月の小雪の降る寒い中倒れた木の除去、氷を使っての水道管清掃、送水管点検交換作業、ポンプの点検作業、流雪溝の取り入れ口清掃などを黙々と作業を進めてもらいました。降雪のために増水した川に胸まで使っての作業は命がけです。
17日には流雪溝の取り入れ口清掃を、また15日には長者ヶ原で立ち木が道路に倒れてきて通行できなくなったとの通報があって、撤去いたしました。幸いなことに通行人が少なく被害はありませんでした。
さかのぼること12月1日、簡易水道の給水管と送水管の全線に渡って管内の清掃をしました。聴くところによると水道が始まって以来十数年目のことだそうでしたが給水管では7〜8割が泥で埋まっていました。管内の清掃には「氷」を使用しましたが氷は中で詰まることがありませんので管内の泥をうまく取り除くことが出来ました。
後はどれほどの雪になるかわかりませんが、準備は万全です。
皆さんも準備お忘れなく。


「豊かな村づくり」活発に活動中


11月中旬で今年の生産活動はひと段落しましたが、来年に向けた検討会が進んでいます。第40号で紹介しました「豊かな村づくり推進事業」が約1年を経過して、今後の進め方を検討する為に12月15日県地域振興課と黒坂コンサルタントの同席の元会合がもたれました。山室産米を売り出すネーミング、価格、販売方法などなどを決め、来年に生かす所存です。まだ大枠だけの決定ですが、2月頃を目処に細かいところまで決めていく予定です。
来年の新潟県は農産分野(特に米)では過酷な状況に置かれる様子、それらのことを加味しながら検討を進めていく予定です、ご協力をお願いいたします。


「圃場整備事業」順調にスタート


約1年半をかけて進めてまいりました圃場整備事業が、このたび「手上げ」をすることに成りました。12月10日に山室・田島両区長、副区長が「土地改良区」に賛同者の名簿および意見書を添えて申請するための話し合いを行いました。その結果が13日の関係者総会となったわけです。
12月13日の段階では同意率97.5%でしたがやはり100%が一番です。
今後は「土地改良区」、市との連携を取り入れながら進めますが、「推進委員会」から「実行委員会」に移して進める必要となると思います。これからが長丁場で大変な作業になります。どうぞご協力をお願いします。