山室新聞「やまぼうし」第61号

山室生産組合定期総会


2月13日山室生産組合の定期総会が開催されました。昨年の春先からの低温、出穂期から登熟期にかけての猛暑という異常気象に見舞われ、近年にない米質の低下となりましたが、こがねもちは高品質一等米が確保できました。今年は異常気象があるものして、土づくりを基本とし、適量適期の肥料施肥・水管理の適正化などを図り全量一等米の確保に努める旨の報告が組合長よりありました。またオペレーターの作業免許習得、高齢化に伴いリタイヤされる方の圃場の中間管理方法の検討などが、今後対応及び推進する内容として取り上げられました。尚、今年度はハーフクローラトラクターの購入を予定しているとのことです。




まだまだ雪が深い生産組合の作業庫


お弁当の無料配布


先月号でお知らせしましたように、『味菜工房』のお母さんたちによる恒例の山室地内80歳以上の皆さんへのお弁当無料配布が2月15日に行われました。事前の食材準備から当日の配布作業まで頑張っていただき、約50食の心のこもったお弁当が配布されました。我が家の老夫婦も朝から楽しみにしており、とても美味しくいただいたとの事でした。


地元の食材がずらりと並ぶ美味しそうなお弁当!



なりわいの匠認定


なりわいの匠認定事業とは、農山漁村に在住する人たちが持つ「生業(なりわい)」としてつちかった「匠(たくみ)」を体験交流などを通じて伝えていただくため、「なりわいの匠」おばあちゃんの嬉しそうな笑顔が最高ですとして県が認定する事業です。
山室地区では、既に7名の方が認定をいただいていましたが今回新たに5名の方が申請を行い、認定される運びとなりました。今回申請された方を含め12名の方が認定者になります。《農業(米作り)3名/野菜作り・郷土料理6名/竹細工2名/郷土芸能1名》名前を聞けばなるほどと思う「匠」が揃っています。


国道252号法面対策工事


昨年から工事が行われていました、国道252号の法面対策工事(第二期)が終了しました。工事途中横穴(穴蔵)内部の崩落が発生し工期が延び、ご不便をおかけしましたが無事終了することができました。ご協力をいただきまして有り難うございました。
この後4月から第三期の工事が開始される予定です。



流雪溝の運転終了


鯖石川ダムの堆砂対策として、上流からの水量が安定的に多い3月初旬から4月中旬の融雪時期に、通砂を実施します。(県内でこのような通砂作業が行われるのは初めてのようです。)これによる流雪溝揚水ポンプ施設への土砂などの流入によるトラブルを防止するため、2月末で流雪溝の運転を終了させていただきます。利用者の皆様のご理解とご協力をお願い致します。