山室新聞「やまぼうし」第62号

東日本大震災で犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
未曾有の大津波により、一瞬のうちに命を奪われた方々や、大切な家族を亡くされた方々の事を思うと、心が痛みます。これから我々ができること、電気や燃料の節約、不要な買いだめの防止など個人がまず出来る小さな事から、復興への支援として日々努めたいものです。


山室生産組合育苗センター


例年より多い積雪と堅い雪質に難儀しながら、育苗センターの除雪作業が2月19日から生産組合員によって開始されました。まず大型機械による除雪作業から始められ、3月20日現在小型除雪機によるハウス内部の除雪が行われています。いたる所に支柱の破損が見られますが、育苗作業開始に向け着々と作業が進められています。


支柱破損写真


小型除雪機での除雪 外周部が除雪され、2台の小型除雪機で除雪している写真


圃場整備状況


3月9日、「圃場整備事業山室地区打合会」が県と市の関係者と準備委員との間で行われ、当地区が平成23年度調査地区として採択される予定との報告がありました。したがって、今年から3年間の調査事業が開始されます。初年度は土壌調査・現状調査が行われます。《4月中(春耕前)に試掘調査・試穿調査を行いますので、ご協力をお願いします。》これに伴い、山室・田島地区計17名編成の『山室地区活性化委員会』が組織されました。


山室福昌寺団子まき


3月13日福昌寺の団子まき(涅槃会)が行われ福昌寺境内は雪の回廊ました。境内にはまだ多くの雪がありましたが、大勢の皆さんに集まっていただきました。この日に本堂に飾られる「涅槃絵図」は大変立派なものです。これだけ大きな絵図は、なかなか見られないとのことです。この時期一週間ほど飾られるそうです。機会がありましたら、ぜひご覧いただきたいと思います。


福昌寺前の雪の状態・・・まだ雪の回廊のようです

涅槃会のとき飾られる『涅槃絵図』・・・非常に大きく立派なものです。柏崎近隣のお寺さんでも、これだけ大きなものは無いそうです。団子まきの一週間ほど前(団子用の米を托鉢する頃)から本堂に飾られているそうです


春のご祭礼


春祭りが、4月10日(日)午前11時より山室神社にて行われます。昨年は悪天候で子供みこしが中止となりましたが、今年は「人数は少なくとも元気いっぱいな子供みこし」ができることを期待します。
お母さんたちの出店も楽しみです。地区民の皆さんには、例年通り春祭り前日朝の道掃除などにご協力をお願いします。新組長さんには前日の灯籠、旗竿などの準備と、翌日の後片付けもお願いすることになっています。ご協力をお願いします。