山室新聞「やまぼうし」第75号

山室生産組合作業打合せ会議


4月15日、山室生産組合の栽培計画及び作業計画会議が行われました。今年は、5月1日にコシヒカリ約2,800枚/こしいぶき約800枚/こがねもち約700枚の合計約4,300枚の芽だし苗が、搬入される予定です。豪雪でハウスが破損したため、今年は生産組合と構成員の使用する分のみの育苗となり、全てプール育苗で賄います。芽だし苗搬入に向け、4月22日から本格的な育苗センターの準備作業が開始されました。また、昨年に引き続き特栽米5割減減コシヒカリ約4.5haの他に、今年は7割減減コシヒカリにも取り組みます。対象田は、柳の町(鎌田)・川原田(田島)約1haの予定です。


山室神社春祭り


4月8日、春祭り当日は晴天に恵まれましたが、前々日から前夜にかけて降雪があり、近年にない雪の中での準備作業となりました。祭りの時期が15日だった頃に比べれば、微妙に時期も早くなりましたが、このように雪に見舞われる春祭りも珍しいようです。そういえば、今年還暦を迎えられた皆さんが生まれた年も、「今年のように雪に見舞われた春祭りだった」との話もあります。その頃の事を覚えておられる人は、いますでしょうか?



南鯖石小学校


廃校にともない、南鯖石小学校の校長室に飾られていた、岡村為蔵さん(明治24年大審院判事となる)直筆の『南鯖石校』と書かれた書(額)が、南鯖石コミュニティーセンターに相応な保管場所が無いとのことで、山室区で譲り受けて来ました。
今後は山室特産センターの「お宝室」に保管します。また、南鯖石小学校校歌を作詞した、相馬御風(童謡「春よ来い」の作者)直筆の校歌の額は、鯖石小学校に保管されるとのことです。


豪雪による雪害は・・・。


今年の雪害状況の把握ということで、残雪の中4月14日に、区の現場確認が行われました。大きな土砂崩れなどは見られませんでしたが、数ヶ所の復旧工事が必要な現場が確認されました。



春耕作業開始間近


ミ田は、西日の当たる圃場は融雪が進んでいるようですが、地温は低く、例年に比べ春耕作業の開始が遅れることが予想されます。焦らず・慌てず・無理をせず『安全作業』を心がけましょう。